薬を飲んでくれない猫、試して大成功だった方法とは?

猫の食事、栄養

病気や体調不良などで
猫に薬を与えなければならない、
だけど全然薬を飲んでくれない!

無理やり飲ませてるけど
毎日のことなので大変すぎる…

こんな悩みを持つ飼い主さんも多いと思います。

この記事では、我が家の猫への投薬での悪戦苦闘と
たどり着いた投薬大成功!超ラクちんな方法を
ご紹介しています。

悩める飼い主さん、ぜひ参考にしてみて!

甲状腺機能亢進症になりました…投薬一生、困った飼い主

16歳の猫ジジ。
体重がほんのり減ってしまったのと
病院での興奮具合が
いつもにも増してすごいことから
獣医さんに検査を勧められたらドンピシャ、
甲状腺機能亢進症と診断されました。

この病気は、生涯薬を飲み続ける必要があります。
逆に言えば、薬さえきちんと飲めれば
症状は抑えられる、決して怖い病気ではない。

というわけで、1日2回の投薬生活が始まりましたが

ジジ16歳
ジジ16歳

は?投薬?ふざけんじゃないわよ

こういう性格の猫なんです。
警戒心が強く、ビビリなのにとても気が強い。
イヤなものは断固拒否するし
必要とあらば飼い主にも牙をむきます。

普段はそれはそれは愛らしいんですがねw

投薬失敗の日々は続く

処方された薬は錠剤です。
1/4錠を1日2回。
5ミリくらいのとても小さい量ですが…

とりあえず、手で口の中に入れようとしましたが
あっというまに逃げ出して失敗。

ピルガンを試しましたがやっぱりダメ。

苦みが強い薬なので
ウェットフードに混ぜても無理でしょう、と
獣医に言われていたのでそれも無理。

とにかく逃げ足が速いんです。
なんとか捕まえて薬を飲ませようとすると
激しく暴れてしまいます。

仕方がないので、かわいそうですが
夫とふたりがかりで無理やり押さえつけて
何とか口の中に薬をねじ込みますが
これを2日くらい続けていたら
私たちを見るだけで逃げ出すようになってしまいました。

獣医さんに相談したら
自宅での注射を勧められ、これも試しましたが
成功確率は1/2程度。
針を刺す前に逃げられてしまうことが多いです。

飼い主との信頼関係と猫のQOLを考えた

飼い主である私たち夫婦ががんばって
無理やりにでもやれば
なんとか投薬できたかもしれません。

でもそれは猫にとって
とても不幸なことではないか。

たった2日、無理やり飲ませたことで
私たち夫婦を避けるようになってしまったジジ。

長い間築き上げてきた信頼関係を失い
家の中で安心して近づける人間を失う。
とてもイヤなことを1日2回、無理やりされる。

これでは病気を抑えられても
ジジはちっとも幸せじゃないよね、と
夫婦で話し合いました。

たどりついた投薬方法は?

夫は
「もう自然にまかせてもいいんじゃないか」
とも考え始めていましたが
あきらめの悪い管理人もみじはそうはいかない。

ジジにストレスを感じさせずに
薬を飲ませる方法はないものか。

そこで思いついたのが
投薬補助おやつ」です!

思いついた、というか
そういうものがあるのは知っていましたが
ジジは嗜好がとても難しい猫で
よくある猫用おやつはほとんど食べないんです。

あの「ちゅーる」ですら
すごく反応が鈍い、そんな猫です。

だから投薬補助おやつも
どうせ食べないだろう、と
候補に入れていなかったんですよね。

でも、やるだけはやってみよう!
と思いなおして
投薬補助のおやつを5種類ほど購入しました。

投薬補助おやつ、特徴や使い方は?

投薬補助おやつとは
猫が薬を飲みやすいよう工夫された
嗜好性の高いおやつです。

粘土のような質感で
薬を包み込んで食べてもらうタイプ、
くぼみや穴があり、
そこに薬を入れて食べてもらうタイプ、
硬めのゼリーのような質感で
粉薬を混ぜてなめさせるタイプ。

だいたいこの3種類に分けられます。

スタイルは違えど
薬が直接舌に触れないようにして
おやつのおいしさで薬もいっしょに
飲み込んでくれることを
期待しているのが特徴ですね。

投薬成功!おやつとカプセルの合わせ技が効果的だった

先に結果を言っちゃいますが
投薬補助おやつ
投薬用カプセルのおかげで
ジジは上手に薬を飲んでくれました!

現在4か月めの投薬生活ですが
失敗することなく、
ジジもストレスを感じることなく、
日々の投薬を続けています。

経過も順調、
気になっていた症状も収まり
ジジはいつも通りの生活、
飼い主は超ラクちんな投薬、と
双方ハッピーに過ごしていますよ。

我が家で成功した猫の投薬方法、ご紹介します!

上で書いた通り、
我が家では、錠剤を入れたカプセルを
投薬補助おやつにくるんで与えています。

カプセルを使用した理由とは?

我が家では、錠剤を入れたカプセルを
投薬補助おやつにくるんで与えているのですが
なぜわざわざカプセルを使っているのか?

二度手間になって面倒くさくない?

ハイ、確かに少し面倒です。
では、なぜわざわざ面倒なことを
するのかと言うと…?

注文していた投薬補助おやつが届いたとき、
どれなら食べてくれるのか、確認のために
最初におやつだけを与えてみたんです。

そうしたら喜んで食べてくれるものがあって
ほっとしたんですが
食べている様子を見ていたら
わりと長い時間、
口の中でモグモグやっているんですよね。

すぐに飲み込んでくれるのならよいのですが
モグモグと噛んでいたら
錠剤が表に出てきてしまうんじゃないか?
いや、絶対出てきちゃうでしょ!って
感じだったんですよ。

苦みの強い薬だと聞いていたので
「これはマズい…」と思ったんです。

一度苦みを感じてしまったら
たぶん、いや絶対二度と食べてくれないだろう。
これは困ったことになった…><

そこで思いついたのが、
カプセルに錠剤を入れて、
それをおやつでくるむ、
ということだったんです。

この二度手間がなかったら
我が家のジジの投薬は
高確率で失敗していたと思います。

愛用しているアイテムと具体的なやり方をご紹介!

我が家で愛用している
投薬補助おやつと
薬を入れるカプセルはこのふたつです。

メディボール

松屋カプセル食品用ホワイトセルロース

メディボールは粘土のような質感、
薬を包み込んで食べてもらうタイプです。

ホワイトセルロースカプセルは
人間用のものです。

カプセルに薬を入れて
メディボールにくるんで
食べてもらうわけですが
カプセルが微妙に大きいんですよね。
一番小さいサイズを買いましたが
それでも神経質なジジには
難しいサイズに思えました。

そこでちょいとひと工夫。
カプセルをさらに小さくしてみましたよ。

左の画像は、カプセルのふたを開けた状態。松屋カプセルは、強度はそれなりにあるけど柔らかいので、ハサミで簡単にカットできます。

下がハサミでカットしたあとです。
薬を入れる側の上半分くらいをカットしました。文房具の小さいハサミでもきれいに切れますよ。

そして左の画像が、ふたをし直した状態のものです。カットしたものがしていないものと比べて半分くらいの長さになっているのがわかるでしょうか?

ふた側をカットすることで、約1cmあった長さが6mmくらいまで短くなり、コロンとした感じになりました。

小さくしたカプセルを、
メディボールで包んでみました。

メディボールは丸い状態でケースに入っていますが、1個そのままだとけっこう大きいです。

管理人もみじは、1個の1/3くらいを使って薬を包んでいます。残ったぶんは、そのままケースに戻しておいてまた使えますよ。

画像の右がケースから取り出したままの1個。左が量を減らして薬が包まれている状態、これで与えているんですが、大きさがかなり違うのがわかりますよね。

無骨な手のひらでスミマセンw薬を包んだ状態のものです。

まさにひとくちサイズ、ここまで小さくすることで、ジジにも抵抗なく食べてもらえるようになりました。

薬が大きい時はどうする?

※以下の文は砕いても大丈夫な薬について書いてます。
薬の種類によっては砕いてはいけないものもあるので
獣医さんに確認してくださいね。

薬のサイズもいろいろ、
けっこう大きいサイズの薬もありますよね。

うちの薬は大きいからあんなに小さくできないです!

そう、確かにそういうケースも多いと思います。
大きいまま与えても、
飲んでくれるならよいですが
それが難しい時はどうする?

猫せんせい
猫せんせい

うむ、われわれ猫が飲みやすいよう、
薬を小さくカットしてくれると
ありがたいですな。

ハイ、猫せんせいにお願いされてしまいましたが
薬を小さくカットする、という方法もあります。

別料金が発生すると思いますが
獣医さんにお願いして2等分、4等分してもらってもよいし
ピルカッターで自分でカットしてもよいです。

我が家では、もともと
1回飲む分が1/4錠なので
とても小さいサイズなのですが
もし、1回1錠や1回1/2錠になったら
今まで通りの4等分カットをお願いするつもりです。

※別料金がすごく割高だったら
自分でやります…^^;

大きい薬を苦労して飲ませるより
1回に飲む回数を増やして
小さいサイズで飲んでもらったほうが
猫もヒトも楽だと思うんですよね。

薬のサイズ問題に悩む飼い主さん、
小さくカットするという選択肢も
考えてみてくださいね。

錠剤タイプの薬をカットできる便利グッズ

投薬補助おやつに包んだ薬入りカプセル、猫はどんなふうに食べている?

ジジの投薬は1日2回。
ご飯を食べに来たタイミングで
ご飯を食べる前に与えています。

お腹が空いているので食いつきもよいです。
パクっとしたら口の中でモグモグモグ…
7回~8回くらいは噛んでいると思います。

カプセルを噛んでいるような音も聞こえますが
ジジ本人は気にならないようで
モグモグしたあとちゃんと飲み込んでくれますよ。

噛んでいるうちに、カプセルが破けて
薬が出てきちゃうんじゃないかと心配でしたが
このカプセル、簡単に破けたりしないんですよ。

それでいて、硬くないので
噛んでいても不快感や違和感はないみたいで
極力小さくしたことも相まって
嫌がらずに飲み込んでくれています。

投薬大成功!管理人もみじが愛用しているふたつのアイテム

メディボールはバラ売り、3個セット、6個セットなどで売ってます。
ショップによりお値段が少し違うので
できるだけお安いショップを探して賢く買いましょう!
まとめ買いのほうがちょっぴりお得な場合が多いですよ。
ささみ、たら、まぐろ、かつお、ほたて、ヤギミルクなど
風味の種類も多いので、あなたの猫さんの好みも見つけやすいと思います。

60個入りのほかに、1000個入りもあります。
管理人もみじの猫は、生涯投薬確定なので
1000個入りを買っちゃいました。

投薬補助おやつ、いろいろあります!

好き嫌いの多い愛猫のために
何種類かの投薬補助おやつを購入しました。

我が家の猫には、上でご紹介した
メディボールが一番反応がよかったですが
他にも便利に使えそうなものもあるので
ついでにご紹介しますね。

サイペット フレーバードゥ

粘土のような質感で、
薬を包み込んで与えるタイプのものです。

薬を飲まなきゃいけないジジは
見向きもしてくれませんでしたが
他の2頭、ナナとグレには
むしろこちらのほうが好評でした。

嗜好があえば、メディボールと同じように使えて
役に立ってくれると思いますよ。

メディボールと同じように、薬を包み込んで与えるタイプ。フレーバードゥのほうが少し硬めの質感でした。

嗜好があえば、メディボールのように小分けしていないフレーバードゥのほうが使い勝手がよいかもしれません。

薬を包み込んで与えるタイプ、フレーバードゥ

おくすりちょーだい

チューブに入った練り状のおやつ。

薬を包み込むというよりは
上に乗せたり埋め込んだりして与える感じでしょうか。
液体や粉の薬にも使いやすいと思います。

我が家の3頭の猫たちには
嗜好的にはこれが一番でした。
みんな大喜びでペロペロペロ…w
気難しいジジもペロペロ夢中でしたね。

ただ、口に入ったものを
長くモグモグするジジには少々不向きでした。
ゼリーのような質感のせいか
モグモグするあいだに
口の中で溶けてしまうようで
残ったカプセルがお口からポロリ、
というのが多かったので使用にはいたらず。

嗜好性は高いと思うので
うまく飲み込んでくれる猫さんには
おすすめです。

ちょこっと中身を出してみました。

硬めのゼリーのほうな質感。
この状態で指にとって薬を上に乗せたり埋め込んだりします。

液体や粉の薬を混ぜることもできるので使い勝手がよいと思いますよ。

 

ゼリーのような質感、おくすりちょーだい

ちゅ~るビッツ

猫にはおなじみ、ちゅーるの仲間で
投薬補助にも使える優れものです。

我が家のジジは
ちゅ~るがあまり好きではないので
予想通りダメでしたが
ちゅ~るが好きな猫さんには
おすすめですよ。

外側はクッキーのような質感、中にちょっと硬めのちゅーるが入っています。

真ん中のちゅーるの中に薬を埋め込むだけ、手間いらずで簡単!

手間いらずが魅力のちゅ~るビッツ

まとめ

悪戦苦闘もありましたが
今はノンストレス、ヒトも猫もハッピーな
投薬生活が送れています。

すべての猫さんに合う方法ではないかもしれませんが
我が家の投薬方法が、
あなたの猫の投薬のヒントになってくれれば、
少しでも役に立てればとてもうれしいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました