猫のストラバイト、原因はマグネシウムじゃなかった!では真犯人は?

猫のストラバイトの本当の原因は?

多くのキャットフードメーカーが謳い、
多くの猫の飼い主さんが固く信じている
「ストラバイトの原因はマグネシウム」という説。
これはストラバイトの成分のひとつである
マグネシウムがなければいいよね?という考え方です。

しかし、管理人もみじはストラバイトの原因、
真犯人はアンモニアだと考えています。

「アンモニアは本当なら尿素になっていてオシッコの中にはでてこない」
これは     の記事で詳しく説明しているのですが
この記事では、本当なら猫のオシッコの中にほとんどいないはずの
アンモニアこそが、ストラバイト生成の真犯人であることを
わかりやすく説明しています。

猫のオシッコの中にミネラルがあるのは自然なこと

長らくストラバイトの原因とされているマグネシウム。
オシッコの中にマグネシウムが入らないように
マグネシウムの摂取量を減らしましょうというのが
多くのキャットフードメーカーが行っているストラバイト対策です。

オシッコの中に含まれる主なミネラルは
ナトリウム、カリウム、リン、マグネシウム、カルシウムなどですが、
これらは余剰分の排泄だけではなく、
体液のPHバランス維持のために必要な排泄だったりもするのです。

ただでさえ濃縮されがちな猫のオシッコの中に
ミネラルがないことのほうが不自然。
ましてやマグネシウムだけない状態なんて
人為的に作り出すのはほぼ不可能でしょう。
ミネラルの尿中排泄を防ぐために摂取量を制限すれば
本来必要なはずの量が不足する可能性の方がよっぽど高いです。

オシッコの中にミネラルがあることは自然なこと。
まずはこのことを受け入れましょう。

猫のオシッコの中にあったら不自然なものがある!

オシッコの中にミネラルがあるのは自然なこと。
たとえ健康な猫でもリンやマグネシウムが
オシッコの中にあるのは普通のことなのです。

しかし、オシッコの中にあったら不自然なものもある!
管理人もみじはこれこそがストラバイトの本当の原因だと考えます。

それがアンモニア

アンモニアは生き物にとって強い毒。
だから肝臓で無毒な尿素に置き換えてオシッコといっしょにポイッ。
これが健康な体の行う代謝活動です。

尿素に置き換えられたまま排泄されてしまうのがアンモニアの本来の姿。
でもその時オシッコの中に細菌がいたら…
でもその時オシッコがアルカリ性になっていたら…
せっかく置き換えた尿素が分解されてアンモニアが出てきてしまうんです。

ストラバイト=リン酸マグネシウムアンモニウム。
リンとマグネシウムとアンモニアが結合してできます。

逆に言えば、この中のどれかひとつでも欠けていてくれれば
ストラバイトなんてそう簡単にはできないんです。

それなのに出てきてしまうアンモニア。
本当は尿素になってオシッコといっしょに排泄されてしまうはずのアンモニア。

名探偵(?)もみじは告発します。
アンモニアこそがストラバイト生成の真犯人だ!

まとめ~真犯人はアンモニア

オシッコの中にマグネシウムやリンがあっても
アンモニアさえなかったらストラバイトなんて簡単にはできません。

しかし、しばしば出てきてしまうやっかいもののアンモニア。
コイツをなんとかするのがストラバイト予防のためにはとても大切です。

猫のストラバイトや膀胱炎、ホントの原因は含流アミノ酸の不足にアリ?
の記事ではこのやっかいもののアンモニア対策を軸に、
ストラバイト対策について書いてみようと思います。

そして、長らくストラバイトの原因とされ、
「制限」「調整」され続けているマグネシウムは
猫の体にとってとても大切な栄養素でもあります。
マグネシウムが猫の体の中でどんなはたらきをしているか、
猫にとってのマグネシウム~不足する方が怖い3つの理由とは?
の記事で詳しく書いているので、こちらもあわせて
読んでいただけるととてもうれしいです。