猫のダイエット、本当に正しい食事とは?おすすめキャットフードもご紹介!

猫のダイエット、正しい食事とは? 新発想猫ダイエット

愛猫のダイエット、がんばってるけど
なかなか痩せてくれない、効果が出ない。

そんな悩みを持つ飼い主さんも多いと思いますが、
そのダイエット、その食事、本当に正しいですか?

食べたがっているのにガマンさせるだけの
猫にとってつらいダイエットになってしまっていませんか?

猫は肉食獣であることを基準に食事を考えよう

猫は肉食獣、肉食獣にふさわしい本来の食事の姿は
キャットフード、特にドライフードとは
大きくかけ離れているのが現実です。

本来の食事の姿とは
捕らえた動物を食べるだけの食事、ということ。

こういう食事をしていると
エネルギー(カロリー)を得る手段は
タンパク質と脂肪がほとんど、糖質はちょっぴり。

でも、室内で大切に飼われている猫の食事は
ほとんどの場合、キャットフード。
それもドライキャットフードをメインに与えている
飼い主さんが多数派です。

しかし、多くのドライフードは
肉食獣本来の食事の姿である
タンパク質と脂肪がたっぷり、糖質ちょっぴり、
とは言えないものが多く、
タンパク質と脂肪がそこそこ、
肉食獣には多すぎる糖質、というのが現実です。

このような食事こそが、猫を太らせる。
管理人もみじはそう考えています。

肉食獣の猫は、糖質で太る!

猫は肉食獣、肉食獣本来の食事は
タンパク質と脂肪がたっぷり、糖質はちょっぴり。

でも、キャットフード、特にドライフードは
タンパク質と脂肪はそこそこ、糖質が多い。

こういう食事、ドライフードメインの食事の
いったい何がいけないのか?

それは、猫にとっては「多すぎる糖質」です。

肉食獣の猫は、糖質を上手に利用するのが苦手。
そりゃそうです、
だってもともとほとんど食べないものなんですから。

なぜ上手に利用するのが苦手かと言うと、
猫はインスリンの分泌が増えやすいからなんです。

糖質を摂取すると、血糖値が上がりますが
これをコントロールするのがインスリン。

インスリンはすい臓から分泌されますが
猫は同じ量の糖質を摂取していても
ヒトや犬よりたくさんのインスリンを必要とするんです。

インスリンの分泌が多いと太りやすくなります。
それは、インスリンには脂肪を溜め込んだり
分解しにくくなる働きがあるから。
ヒトの世界で糖質制限ダイエットが
ブームになったのも、これが理由のひとつなんですよ。

猫はヒトや犬よりインスリンの分泌が増えやすい。
だから糖質をたくさん食べると太りやすくなるんです。

猫と肥満、インスリンの関係については
下の記事でも詳しく解説しています。
ぜひ読んでみてくださいね。

猫の肥満対策には、糖質の少ない食事を!一番カンタンな方法とは?

猫はヒトや犬よりインスリンの分泌が増えやすい。
だから猫のダイエットには、低脂肪、低カロリーよりも
低糖質、つまり糖質の少ない食事が効果的。

 

「糖質の少ない食事」って言われても
どうすればいいのかよくわからないな。

そうですね、ちょっとわかりにくいですよね。

そこで、管理人もみじは誰でも簡単に、
すぐできる「糖質の少ない食事」を提案したいと思います。

それは「ウェットフードを与える」こと。

愛猫の食事はドライフード、という飼い主さんは多いと思いますが、
今与えているドライフードの一食分を
ウェットフードに置き換えてもいいし、
毎回の食事でドライフードを減らして
その分ウェットフードを混ぜたり
トッピングしたりしてもいいです。

それだけで、「糖質の少ない(太りにくい)食事」に
なってくれますよ。

ウェットフードの割合を増やせば増やすほど
糖質は少なくなります。

ウェットフードは糖質が少ない、猫本来の食事に近い栄養バランス

ほぼすべてのウェットフードは
ドライフードよりかなり糖質が少ないんです。
ものによっては糖質ほぼゼロ、のものもあります。

だから、ドライフードと組み合わせることで
糖質が多くなりがちな食事を改善することができますし、
ウェットフードの割合を多くすればするほど
糖質の摂取量をへらすことができます。

ドライとウェット、糖質の量って

どれくらい違うものなのかな?

そうですね、キャットフードにどれくらい糖質があるか、って
フードの袋などを見てもどこにも書いてないですし、
ウェットフードは糖質が少ないよ、と言われてもピンとこないですよね。

フードにより違いはありますが、
ドライフードだと、30%~40%くらい、
ウェットフードなら、0%~20%くらい、でしょうか。

ドライフードとウェットフードの糖質量の比較については
下にご紹介する記事の後半部分で
同じフードメーカーのドライとウェットで
詳しい比較をしています、ぜひ読んでみてくださいね。

猫のダイエットにぴったりのおすすめウェットフードをご紹介!

猫のダイエット、肥満対策には
糖質の少ない食事が効果的。

なので、糖質が多くなりがちな
ドライフードだけの食事より、
糖質の少ないウェットフードを取り入れて
糖質の摂取量を減らすことで
ダイエットに適した食事にすることができますよ。

ご紹介するウェットフードは
どれも糖質がほぼゼロ、
もしくはとても少ないものばかり。

ドライフードだけの食事に取り入れることで
ダイエットに適した食事になってくれますよ。

ティキキャット ベルベットシリーズ

ティキキャットはアメリカのフードメーカー。
まだ日本で販売されるようになって日が浅いので
知らない人も多いかもしれませんが
なかなかの高品質フードです。

【ティキキャットの公式HP】

Tiki Cat(ティキキャット) | 全米で大ヒット!! 通販口コミサイトで常に上位レビューを獲得
バラエティ豊かなラインアップ高品質な素材を生かしたこだわりのコンソメスープ仕立てでお肉やお魚がたっぷり入った高たんぱくフード。全米の愛猫家が高く評価するティキキャットがついに日本上陸!!

成分分析値

タンパク質 14%
脂肪 4.5%
粗繊維 1%
灰分 2%
水分 80%
糖質 0%

原材料(ベルベットシリーズのマグロ&サバ)

マグロブイヨン、マグロ、サバ、乾燥たまご、ヒマワリ種子油、増粘安定剤(キサンタンガム)、食塩、タウリン、アミノ酸類、ビタミン類、ミネラル類

カロリー 80kcal/100g

レトルトパウチです。

とても柔らかいムース、
固形物はほぼナシでなめらかです。

値段:80g 319円
コスパ:10gあたり39.8円

ティキキャットベルベットシリーズの
マグロ&サバは、なんと糖質ゼロ!
猫のダイエットにぴったりのウェットフードです。

有害な添加物は使われておらず、
安全性の高い良質なフードだと思います。

かなり柔らかめのペーストタイプなので、
ウェットフードを上手に食べるのが苦手な猫でも
舌でペロペロしてきれいに食べられるんじゃないかな?

ティキキャットには、ベルベットシリーズ以外に
ルアウ、アフターダークがありますが、
栄養バランスが良いのはベルベットシリーズ。
管理人もみじはティキキャットならベルベットをおすすめします。

ベルベットシリーズには、マグロ&サバ以外にも
チキンやサーモンもあります。
マグロ&サバ以外は1%ほどの糖質を含みますが、
1%とか、ホントに微量なので
あまり気にせず愛猫の好む味を選んでよいと思います。

リリーズキッチン クラシックチキンディナー

リリーズキッチンは、イギリス生まれのキャットフード。

品質の良さと高い安全性が認められ、
ロイヤルワラント(英国王室ご用達)の称号を授与されています。

成分分析値

タンパク質 10%
脂肪 5.5%
粗繊維 0.3%
灰分 2.2%
水分 82%
糖質 0%

原材料

チキン、ミネラル類、サーモン油、カラギーナン

カロリー 89kcal/100g

リリーズキッチン

パッケージデザインが可愛いです。

米粒より小さな固形物らしきものが
ありますが、全体的には
なめらかなパテタイプのフードです。

値段:85g 297円
コスパ:10gあたり34.9円

リリーズキッチンのクラシックチキンディナーも
ティキキャットベルベットシリーズ同様、糖質ゼロ!

原材料はとてもシンプル、かつ高品質。
猫にとって有害な添加物は一切使用していないので
安心して与えられますよ。

クラシックチキンは肉類に鶏肉だけを使用していますが、
同じシリーズの子羊のキャセロールはラムとポークが、
ハンターホットポットには鹿やイノシシ、ポークなど
複数の肉類を使用しています。
猫さんの好みに合わせてえらんであげてくださいね。

※9/4現在、Amazonではリリーズキッチンの取り扱いはないようです。
いつもAmazonを利用されている方はごめんなさい、楽天で探してみてください。

アルモネイチャー オーガニックサーモン

アルモネイチャーはイタリアのフードブランド。

創業当時から、ドライフードとウェットフードの併用を推奨し、
数あるフードメーカーの中でも
ウェットフードのバリエーションがとても豊富です。

成分分析値

タンパク質 9.5%
脂肪 5.0%
粗繊維 0.2%
灰分 2.0%
水分 82%
糖質 1.3%
   

原材料

肉類(ポーク チキン)(有機)、 魚類(サーモン)(有機) 、ミネラル類

カロリー 83.1kcal/100g

乾燥重量計算後の糖質量 7.2%
(乾燥重量とは、水分を抜いた状態で
計算し直したものです。水分の少ない
ドライフードとの比較が正しくできます。)

中央にある緑色の葉っぱのような
マークがオーガニックの認定マークです。

 

柔らかめのパテタイプ。
ごく細かい固形物がありますが
全体的にはなめらかな感じです。

値段:85g 330円
コスパ:10gあたり38.8円

ティキキャットやリリーズキッチンと違い、
アルモネイチャーのオーガニックシリーズには
糖質が少し含まれています。

それでも、乾燥重量でたったの7.2%。
一般的なドライフードに比べるとすごく少ないです。

ユーロリーフ(EUのオーガニック認証機関)を取得しているので
有機食材の使用率は95%以上、
残留農薬や抗生物質などの薬剤による負担の心配がなく、
内臓がセンシティブな猫さんにも安心して与えられます。

我が家では、サーモンを一番よく食べてくれるので
いつもサーモンばかり買ってしまいますが
他にもチキン、ビーフ、ターキーと種類が豊富なので
猫さんの好みに合わせて選んであげてくださいね。

猫にウェットフードを与えるときのちょっとした注意点

基本的には、あまり難しく考えずに
猫の様子を見ながら与えればよいのですが、
ウェットフードを食事に取り入れるときに
ちょっと考えてほしいことを書いてみました。

ウェットフードだけ、は基本的にNG!

ウェットフードを与えてみたら
すごく喜んで食べてくれた!
もうドライフードはやめて
ウェットフードだけの食事にしようっと♪

猫せんせい
猫せんせい

いやいや、待ってください。
おいしいものを食べられるのはうれしいけれど
ウェットフードだけの食事は
ちょっと困るのですよ。

猫せんせいのおっしゃる通り、
基本的にウェットフードだけの食事はやめたほうがよいです。

なぜウェットフードだけの食事がダメなのか?

それは腸内環境が悪化しやすくなるからなんです。

程度の差こそあれ、多くのウェットフードは
糖質がとても少ないです。
だからこそ、猫のダイエットに効果的であることは
すでにご説明しましたが、
糖質ゼロ、糖質の極端に少ない食事は
腸内環境を悪化させてしまうことが多いんですよね。

腸内に生息する細菌に、善玉菌と悪玉菌がある、ということは
わりとよく知られていることですが、
善玉菌は食物繊維や糖質をエサにするのに対し、
悪玉菌は、タンパク質や脂肪をエサにします。

なので、糖質ゼロやとても少ない食事だと
善玉菌のエサが不足し、悪玉菌のエサがたっぷり。
このことで腸内環境が悪化しやすくなるんです。

肥満対策に、糖尿病対策に、
糖質の少ない食事は猫にとって重要ではありますが、
極端に糖質を減らすことはそういう弊害もあり、
バランスを考えることも大切なんです。

糖質の少ないウェットフード、
糖質が多めのドライフード、
バランスよく食べてもらうことが大切ですよ。

ただし、ウェットフードの中には
穀物や野菜を取り入れて糖質量がそれなりに多いものもあります。
そういうタイプのウェットフードなら
ウェットフードだけの食事でも大丈夫ですよ。

ウェットフードはどれくらい与える?

ウェットフードはどれくらい与えれば
ダイエットに効果が出てくるのかな?

ハイ、それって結構難しいご質問です(汗

猫さんの肥満の程度、年齢や体重と言った
個体差により変わってくるものなので
一律にコレ!、と言った決まった量はありません。

ダイエット効果だけを目指すのなら
とにかく糖質量を減らすために
ウェットフードだけの食事でもいいわけですが
上で書いたように、腸内環境のことも考える必要があります。

腸内環境の良し悪しは、基礎代謝にも関連してくるので
長い目で見たら、ある程度の糖質は摂取してもらったほうがよいです。
(腸内環境が悪いと基礎代謝が落ちて太りやすくなります)

まずは見た目6:4を目指してみよう!

そこで、管理人もみじのおすすめは、「見た目6:4」です。

これはウェットフードとドライフードの割合が
見た目でなんとなく6:4くらいの割合、ってことです。

実際に並べてみるとこんな感じ。

なんとなく、見た目が6:4になってると思うんですが、どうでしょうか?

ちなみにドライフードはナウフレッシュのアダルト、
(100gあたり約400カロリー)
ウェットフードはプレイアーデンの缶詰タイプ。
(100gあたり100カロリー)

上の画像は猫1日分の食事です。
ドライフードが30gで約120カロリー、
ウェットフードが120gで約120カロリー、
両方を食べればざっくり240カロリー、という計算です。

フードのグラム数とカロリーを見てもらうとわかりますが、
この「見た目6:4」だと、
自然とドライフードが1日分の約半分になるんですよね。

フードのカロリーや1日のカロリー摂取量によって
多少の違いは出ますが、
見た目6:4で、1日に必要なカロリーをまかなおうとすると
自然とドライフードの量を半分に減らすことができる、ってわけです。

今までドライフードのみの食事を与えていたなら、
ウェットフードを上でご紹介したような
糖質が少ないタイプのものを選べば
1日の糖質量を約半分に減らせちゃう、ってことです。

フードにより違いはありますが、
平均的なドライフードの糖質量は30%~40%くらいです。
これが半分になれば、15%~20%になる。
この差は結構大きいですよ!

なので、今までドライフードだけの食事、
ウェットフードも与えてたけどちょっとだけ、の飼い主さんには
まずこの「見た目6:4」をおすすめしたいです。

最初にドライフードだけをざっくり計算して
1日に必要な量の半分だけ計ってしまえば
あとは「見た目6:4」になるように
ウェットフードを与えればよいだけです。
カンタンで手軽にできますよ。

カロリーは気にする必要なし!食べる量も基本的に自由でよし

1日何カロリーにすればいいの?
ダイエットなんだから
ちゃんと計算しないとダメですよね?

いえいえ、カロリーはあまり気にしなくても大丈夫。
糖質の少ない食事をすれば、
高カロリーの食事でもダイエットはちゃんとできます。

このことは管理人もみじが
愛猫のダイエットに成功した時に実感してます。
ダイエット用の低カロリー食ではまったく痩せなかった愛猫が
高タンパク高脂肪低糖質の食事で
あっけないほど簡単に、ダイエットに成功しているからです。

食べる量も、基本的には猫にまかせてしまってよいです。
動物は本来、必要以上には食べません。
もし、今までより高カロリーの食事をすることになったら
その分、なんとなく食事量は減ると思います。
追加のおねだりをされることもあるかもしれませんが
その時は、ドライではなくウェットフードを少し与えてください。

でも、もしあなたの愛猫が、とてつもない食いしん坊だったら?
いつものドライフードを半分に減らし、
見た目6:4になるようにウェットフードを与えても全然満足できず
果てしなく欲しがってしまうような場合は、ちょっと別です。

異常な多食には、必ず原因があります。
食事の内容も含め、愛猫の体の状態を考えて
対策を練る必要があるかもしれません。
気になったら、どうぞ下の記事も合わせて読んでみてください。
思い当たることがあるかもしれません。

難しく考えすぎないことも大切、個体差に合わせる柔軟性を忘れずに

なんか適当っぽい…ダイエットなんだから
もっときちんと計量して
与えたほうがいいんじゃないかな?

ハイ、けっこう適当なんです。
でも、それでこそ猫の個体差に合わせる柔軟性を確保できるんだと思ってます。

猫は生き物、機械じゃありません。
似たような体重、体型でも一日に食べる量はそれぞれに違いますし
ここでおすすめしている糖質量を減らすことも
どれくらい減らすのがベストなのかは、猫によって違ってきます。

「見た目6:4」をベースにしつつも、
かなり重度の肥満だから減量を急ぎたい時や
6:4じゃイマイチ効果が感じられない、と思ったら
より糖質摂取量を減らすために、
6:4→7:3、場合によっては8:2にしてもよいし、
もっと食べたいみたいで催促されちゃう!と言う時は
糖質の少ないウェットフードのほうを
少しくらい追加してあげてもよいです。

キャットフードの袋に書いてある
1日の給餌量はあくまで目安ですし、
猫に必要な1日のカロリーも目安でしかないです。

あなたの猫を一番よく知っているのはあなた自身。
目安の通りにきちんと計量することにこだわり過ぎず、
体型、体重を見ながら、あなたの猫にぴったりの
食事量、カロリーを探ってあげてくださいね。

それこそが、あなたの猫にとってのベストになるはずです。

管理人もみじが実際にやって成功した猫のダイエット、やり方全部紹介してます!
新発想猫ダイエット、おすすめの肥満解消の方法、全部公開します!
猫のダイエット、健康的に肥満が解消できる方法をご紹介!食事制限、カロリー制限は必要ありません。愛猫に食事のガマンを強いるつらい思いからも解消されますよ。ダイエットだけではなく、元気で健康な体も手に入れられる、猫にとって理想的な「新発想猫ダイエット」です。

ガンコな肥満だった愛猫ナナのダイエットに成功しました!
約1年、食事制限や低カロリー食でがんばりましたが効果ナシだったのに
たった2カ月で目標達成、14歳になった今でも
適切な体重と健康な体を維持できています。

上の記事では、愛猫ナナのダイエット方法を全部公開しています。
ただ痩せるだけではなく、健康で活力ある体を作ってくれる「新発想猫ダイエット」。
肥満の猫さん、悩む飼い主さんすべてにおすすめのダイエット方法です!

 

コメント

  1. めんま より:

    もみじ様、はじめまして。
    ブログいくつか拝見させて頂き、色々気になる事質問させて頂きたくよろしいでしょうか?
    今ノルウェージャン一歳半メス、4.6キロ避妊済み飼っていて、こないだストラバイトにかかり病院へ…ユリナリーで溶かし医師からはこのままこの餌でいった方がいいと言われるも、塩分面や穀物面から普通食に戻して今様子見です。
    またストラバイトができてしまえばグレインフリーのベッツソリューションで溶解しようと準備はしています。
    医師からは適正体重は4〜4.5の間と言われ、もう一割体重落としたほうがいいとも言われていて、給餌量も減らして与えていますが、1ヶ月たっても減りません。ストラバイト前はナチュラルチョイスを与えていましたが、餌をもどすと再発しますと言われ、今はナチュラルバランスホールボディヘルスを50g与えております。減らないのでリデュースに変えようかと思ってみたもののリン値が気になるのですが…将来的な腎臓病にも備えたいのですが、今健康体ならさほど気にすることはないでしょうか?ナウフレッシュアダルトも気になりますが、今の若さではミネラル低すぎですか?
    水分量は少なめでしたので、水飲み場を増やし前より飲むようになりました。今のところ尿キラキラでてないです。運動量少なめの完全室内飼い、ウエット全く食べません。便は2日に一回コロコロめを人差し指2本くらいします。ブログ見てフルーツザイム試してみようかなと思っています。
    長くなりすみません、ナチュバラならリデュースよりボディヘルスの量を更に減らした方がいいのか、ノルは大型種でまだゆるやかに成長するとの話も聞くし成分的にナウフレッシュは与えても問題ないか…ファインペッツも成分的にいいと思うのですがカロリー420とかなんでダイエットに向くのかなと…ストラバイトを意識しつつ、ダイエットもさせたく、腎臓病を早めないようにと色々考えて何がいいのやらわからなくなってきました。
    ウエット食べてくれたら問題ないのにプイされるので…図々しくすみませんが、お時間ある時でいいのでお返事いただけたら嬉しいです。

  2. もみじ より:

    めんまさん、コメントありがとうございます。
    お返事が遅くなり申し訳ありません。

    まず腎臓ケアに関してですが、
    今現在腎臓に不具合がないのなら
    総合栄養食のフードでリン値を気にする必要はないです。

    総合栄養食のフードなら、リンを相殺するミネラルである
    カルシウムがある程度バランスよく含まれているからです。

    気にするべきは、フードに含まれる食品添加物でしょうか。
    食品添加物には無機リンが含まれているものが多いですが
    無機リンは有機リン(食べ物に自然な形で含まれているリン)より
    体への吸収率が高いので、同じ1%の含有率でも
    無機リンがあるかないかで体に入っていく量は違ってきます。

    とはいえ、ナチュバラのリデュースカロリーは
    やけにリン値が高いですね><
    カルシウムよりリン値が高いのはちょっと疑問を感じます。

    加えて、リデュースはカロリーこそ低いですが
    ボディヘルスよりやや糖質が多いです。
    私は猫の肥満は糖質の摂りすぎが原因だと思っているので
    こういうフードはあまりおすすめしないかな。

    さらに言うとリデュースは粗繊維、
    不溶性食物繊維が多いです。
    食べ物のスジをたくさん入れてかさ増しをすることで
    カロリーを減らしているのでしょうが
    (ダイエットフードにありがちな方法)
    不溶性食物繊維はウンチを固めてしまう効果があるので
    多すぎると便秘になりやすいです。
    今でもやや硬めのウンチとのこと、
    この点でもおすすめしないかな。

    ナチュラルバランスで、ということなら
    リデュースよりボディヘルスをおすすめしますが
    率直に申し上げてどちらもダイエットにはやや不向きかな、と。

    ドライフードだけの食事でダイエットをするなら
    もう一段、糖質の少ないフードがよいと思いますよ。
    ナウフレッシュもファインペッツもよいフードではありますが
    同じ理由でダイエットにはあまり向きません。

    ドライフードだけでダイエットを考えるのなら
    高タンパク高脂肪のフードがおすすめです。
    カロリーになる栄養素は、タンパク質、脂肪、糖質の3つだけなので
    タンパク質と脂肪の多いフードなら自然と糖質は少なくなるからです。
    高脂肪なので、ハイカロリーにはなりますが
    それでも糖質が多いよりはいいです。

    https://xn--f9jyah1fr406b.xyz/cat-struvite-after-treatment-dry-food
    ↑でご紹介しているフードがおすすめです。
    ストラバイト対策の記事ですが、ダイエットにも向いてます。
    ダイエットならオリジンがベスト、次点がGO!、
    エトーシャはすみません、現在販売終了してます。

    ただ、めんまさんの猫さんに本当にダイエットが必要なのかどうか、
    その点も少々気になります。
    適正体重が4~4.5で現在4.6キロ…
    ちょっと乱暴な言い方ですが、
    それって誤差の範囲、とも思えます。

    体重よりもTGやLDL(中性脂肪、悪玉コレステロール)で
    考えたほうがよいと思います。

    中性脂肪や悪玉コレステロールが多いのなら
    本気でダイエットした方が良いですが
    (糖尿病やすい炎のリスクが高まります)
    そうでないなら現状維持くらいでもよいのでは?と思いますよ。

    TGもLDLも一般血液検査でわかるので
    一度調べてもらってはいかがでしょうか?

    長くなりましたが、ご参考になれば幸いです。

    • めんま より:

      もみじ様

      返信に気づかずお礼が遅くなり申し訳ありません。
      とても丁寧に答えて頂きありがとうございます、とても参考になります。
      オリジン…お高いんですよね…ずっと続けるのは経済的にも厳しいかな(T . T)
      Go!はなんとかなりそうなんで、変えてみようと思います。
      ボディヘルスも気に入って食べてくれてるので、ローテでまわしたりと工夫してみたいです。
      フルーツザイムは購入しましたので早速与えてみますね!
      体重の件、近々血液検査して確認してみます、ありがとうございます!
      ブログもゆっくり全部読ませて頂きます、これからも参考にさせて下さい!
      この度は本当に親身に考えて教えて下さり感謝でいっぱいです、ありがとうございましたm(__)m

  3. ゆう より:

    もみじさん、初めまして。

    猫のダイエットについて調べていた際、知恵袋からこちらのサイトを見つけました。

    我が家の猫は不妊手術済み、体重5.2キロ。

    病院では適正体重4キロと言われました。

    上から見るとウエストらしきものはあるのですが、横になると顔に比べて体がとても大きいです。

    本やネット、ユーチューブなどを見て、猫の食事やダイエットについて調べ、ウエットフードが良い事はわかったのですが、ドライフードが大好きで、一般食のウエットフードも与えていますが、頑張っても1日60g程度しか食べてくれません。

    こちらのサイトを見てドライフードと併用した方が良いと知り、総合栄養食のウエットフードの上にドライフードを載せてみたりもしましたが、ひとくち食べて放置し、他の家族にご飯の催促に行ったり、食器をひっくり返したり、食器台前でストライキしたりを何時間でも繰り返します。

    ウエットフードと別皿にするとドライフードしか食べず、ウエットフードの上にドライフードを載せると、それはそれで嫌みたいです。

    ウエットフードを少量にしたり、種類を替えても結果は同じでした。

    ウエットフードは、総合栄養食が特に嫌いなようです。

    2週間頑張ってみましたが根負けしてしまい、今日からドライフードと一般食のウエットフードを別々の皿で与えると、喜んで食べてくれました。

    でもドライフードが主になるとどうしても体重オーバーになってしまうので、困り果てています。

    家族には「好きなものを食べさせてあげたらいいのに」と、鬼呼ばわりされています。

    今7歳なのですが、父が欲しがるだけドライフードを与えるため、ほとんど1日中食べ続け、1年で急激に太ってしまい、体が重いのか、ほとんど寝てばかりいるようになりました。

    猫は遊んで欲しかったり、眠たかったりですり寄っていくのですが、父は全部「ご飯が足りないんだ」と言い、聞く耳を持ちません。

    父は人の言う事を聞かない人なので、せめて私が食事の管理をしようと思い、うるさく言われながらも食べさせ過ぎないように、最近は私の部屋で計量してご飯を与えています。

    父の事はともかく、本当はもみじさんがおっしゃっていたような比率で与えたかったのですが、この頑固な猫には難しそうでしょうか?

    その場合は、せめてドライフードをタンパク質多めのものにして、別皿で少量でもウエットフード(単体だと一般食しか食べません)を食べてもらえばいいのでしょうか?

    あまりストレスを与えてもいけないと思いましたし、自分も家族からの非難や一人で頑張る事に疲れてしまって、どうすれば良いのかわからなくなってしまいました。

    家族は、実際猫が病気にならないとわからない人間で、話が全く通じないのですが、私は太り続けて糖尿病などになってしまわないか心配です。

    長くなってしまい申し訳ありません。

    お返事は急ぎませんので、お時間あるときにでも何かアドバイスいただけると嬉しいです。

    よろしくお願いいたします。

  4. もみじ より:

    ゆうさんこんばんは、コメントに気がつくのが
    遅くなってしまい申し訳ありません。

    今日はちょっとバタバタしておりまして、
    明日改めてお返事させてください。
    よろしくお願いします。

  5. ゆう より:

    もみじさんへ

    お忙しい中、ありがとうございます。

    補足なのですが、もみじさんがおススメされていたオリジンフィット&トリムが品切れでしたので、キャット&キトゥンを購入しここ4,5日与えていました。

    コメントを書かせていただいて以降は缶詰を混ぜずにドライフード単体で、ウエットフードは別のお皿で与えていたのですが、ウエットフードを混ぜないと喉が渇くのか、水を沢山飲むようになりました。

    オリジンの前に与えていた、ピュリナワンのグレインフリーの時は、あまり水は飲まなかったのですが、今はガブガブ飲んでいます。

    そして、何か月も減らなかった体重が、昨日は100g減っていました。

    オリジンは美味しいみたいで、とても気に入ってモリモリ食べてくれています。

    あと、フィーラインナチュラルフリーズドライというドライフードも、ユーチューブを見て知りました。

    こちらも高たんぱくのようなのですが、こちらのドライフードは成分的にどうなのかなと少し気になっています。

    • もみじ より:

      ゆうさんこんばんは、オリジンが気に入ってもらえてよかったです。

      猫の嗜好はかなりガンコです。
      お腹がすけば渋々でも食べてくれるならまだよいですが
      ゆうさんの猫さんのように断固拒否(?)を貫くような猫さんに
      好まないフードを食べてもらうのは至難の業だと思います。

      我が家にもガンコ猫がいまして、抗議行動こそ起こしませんが
      放っておくと1日くらいの絶食は平気でしてしまいます。

      そういう時は妥協するしかないと個人的には思います。
      ベストは無理でもベターを目指す感じ。

      >ドライフードをタンパク質多めのものにして、別皿で少量でもウエットフード(単体だと一般食しか食べません)を食べてもらえばいいのでしょうか?

      はい、当面はそれで様子をみるのがよいと思います。
      幸いオリジンでよい結果が出始めた気配があるようなので
      そのままつづけてみることをおすすめしますよ。

      加えて、ブログでご紹介している「フルーツザイム」もおすすめしたいところです。
      https://xn--f9jyah1fr406b.xyz/cat-improve-intestinal-supplement
      ↑で紹介しているんですが、腸内環境を整える効果が高いです。
      腸内環境が整うと基礎代謝が上がるのでダイエットにも効果的ですし
      個体差はありますが活発になってくるので運動量も増えます。
      これまた個体差はありますが、食事量も自然と減ります。
      このあたりについては
      https://xn--f9jyah1fr406b.xyz/enteral-environment-point
      で詳しく書いているのでお時間があるときに目を通していただければ。

      フィーラインナチュラルはとてもよいフードだと思います。
      ずいぶん昔からある老舗フードでもありますね。

      ブログでもご紹介したいところなんですが
      昔に我が家の猫たちに与えたら総スカンで(汗
      全く食べてくれなかったんですよ。
      ブログでは実際に与えているフードをご紹介する方針なので
      (ろくに試していないものをおすすめするのも不誠実なので)
      ブログには登場していませんが
      原材料の品質、栄養バランスはとてもいいと思います。

      フリーズドライフードなので
      水でふやかして与えることになるから
      実質的にはウェットフードに近い感じでしょうか。
      栄養バランスもウェットフードに近いです。
      (糖質がとても少ない)

      試してみる価値は十分にあると思いますよ。

      長くなりましたが、ご参考になれば幸いです。

  6. ゆう より:

    もみじさんへ

    お忙しい中、お返事いただきありがとうございます。

    放っておくと、抗議のために絶食までしてしまうんですね!驚きです。

    ウエットフードのみをお勧めされているサイトでは、
    「どんなに抗議されても猫の健康のためと考えて、飼い主の意志を貫き通して下さい」
    と書かれていたりもしたのですが、嫌がる猫の気持ちを考えたり、これを続けていく事の困難さとの狭間で、私自身気が遠くなってしまっていました。

    もみじさんのアドバイスのおかげで、とても救われた気分です(o^-^o)

    フルーツザイムもぜひ購入してみたいと思います。

    フィーラインナチュラルについての説明もありがとうございます。

    高価なのでもし食べてくれたとしても『継続できるかな?』と考えていましたが、
    品質や栄養バランスもよいフードなんですね。

    今の所はオリジンを続けてみて、お財布にゆとりができれば購入してみたいなと思います。

    もみじさんの丁寧で温かいアドバイスのおかげで、自分と猫のストレスにならない程度に、コツコツゆっくり続けていく自信が持てました。

    本当にありがとうございます。とても参考になりましたし、疲れきっていた心が癒されました。

    これからもブログの更新を楽しみにしていますo(^-^)o

  7. ゆう より:

    もみじさん、こんばんは。

    度々申し訳ありません。

    上記の方法で何とか食べてくれていたのですが、今年の1月末頃からウエットフードを、今まで与えていた国産のものから外国産のプレミアムフードと言われるものに替えてみたところ、初めはしぶしぶ食べてくれていたのですが次第に食べてくれなくなりました。

    国産のものは添加物が多いため切り替えたかったのですが、長年食べ続けていたためか、難しいみたいです。

    今日まで、色んな種類の物を何十種類も試し、トッピングも色々な物を試してみたのですが駄目でした。

    添加物が入っていても、ウエットフードは与えた方が良いのでしょうか?
    それともドライフードだけにした方が良いのでしょうか?
    調べてもわからなくて、頭を悩ませています(>_<)

    • もみじ より:

      ゆうさん、こんばんは。
      コメント承認が遅くなってしまい申し訳ありません。

      食品添加物はできるだけ避けたほうがよいものですが
      添加物ゼロにこだわらなくてもよいと思います。

      添加物の入ったフードが多めの食生活だと
      あまりおすすめできませんが
      1日に与える量が少量なら、添加物がどれくらい入っているかにもよりますが
      許容範囲になり得るかな、とも思いますよ。

      与えていらっしゃった国産のウェットフードの銘柄を教えていただけますか?
      あと、1日にどれくらい与えていらっしゃったのかも教えていただけると
      もう少し具体的にお答えできると思います。

  8. ゆう より:

    もみじさん、お返事ありがとうございます。

    添加物ゼロにこだわらなくてもよいと伺って、少しホッとしました(o^^o)

    与えていた国産のウエットフードは、アイシアというメーカーの、”おにく生活”と”おさかな生活”、ピュリナというメーカーの”モンプチPetit Luxeナチュラル”というシリーズです。

    国産の物の中で添加物少なめのものをと色々試してみて、唯一食べてもらえたものです。

    国産の物で全く添加物が入っていない物も試しましたが、食べてもらえませんでした。

    量ですが、おにく生活、おさかな生活、モンプチPetit Luxeナチュラルのいずれかを1日60g(1袋)ずつ与えていました。

    お忙しい中、いつも丁寧にお答えくださってありがとうございます。

    • もみじ より:

      ゆうさん、こんばんは。

      1日60gくらいなら個人的には許容範囲だと思います。
      食品添加物の問題も大切ですが、
      モンプチもアイシアも総合栄養食ではなく、
      一般食のウェットフードです。
      位置づけとしてはおやつに近い感覚で。
      主食の量に影響が出るくらい与えてしまうと
      ビタミンやミネラルが不足してきます。

      モンプチもアイシアも、肉や魚がそのままの感じで入ってますよね。
      こういうスタイルのフードが好きな猫さんなのかもしれないです。
      総合栄養食でこのタイプだと、シグネチャーのグレイビーシリーズがあります。
      もしよかったらお試しください。

  9. ゆう より:

    もみじさん、こんにちは。
    お忙しい中、早々にお返事くださり、ありがとうございます。
    許容範囲内と仰っていただいて、安心しました(*^-^*)
    ウエットフードを食べてもらえないと、イヌリンやフルーツザイムも与えられないので困っていました。
    教えていただいたシグネチャーのグレイビーシリーズも、是非試してみたいと思いますo(^-^)o
    ちなみに、ドライフードはもみじさんがおススメされていた物は全部気に入ってもらえていて、お試しで購入してみたブラバンソンヌも『これ美味しい!』と、わかりやすいくらい喜んで食べてくれています。
    大切な家族なので、出来るだけ病気にならないで済むように、出来る事からコツコツ頑張りたいと思います。
    いつも親身になって教えてくださり、本当にありがとうございます。

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